白湯・入浴・生活習慣で変わる、冬の身体づくり ―

冬は気温の低下により身体が冷えやすく、免疫力の低下・代謝の停滞・体重増加が起こりやすい季節です。
生活習慣を見直して、より良い状態でお過ごしになれるよう、ポイントをまとめましたので、是非実践してみてください。

◎ 冷えは免疫の天敵:体温が1℃下がると免疫力は30%低下する

体温の低下は免疫機能の低下に影響を及ぼします。

白湯や入浴、腹巻きの利用など、ご自宅で出来るお身体を冷やさないための工夫をして過ごして参りましょう。

白湯の効果はシンプルですが、科学的に合理性があります。

白湯が期待できる作用

  1. 内臓の血流改善:温かい水分が胃腸を温め、消化器官の血流が促進
  2. 代謝の底上げ:体温上昇(0.3〜0.5℃)は基礎代謝2〜7%上昇に相当
  3. 自律神経の安定:温かい飲み物は副交感神経を優位にし、ストレス低下につながる

※白湯だから特別に痩せる…という“魔法”はありませんが、
代謝・免疫に有利な状態を作る“土台”になるのは確かです。

● 入浴は最強の代謝スイッチ:体温 +1℃で免疫細胞が活性化

40℃前後の入浴を10〜15分行うと、

  • 深部体温が0.8〜1.2℃上昇
  • 血流量の増加
  • 入浴は代謝・免疫・ストレス耐性すべてにプラス。

さらに冬の減量にも効果的

  • 体温が上がる → 基礎代謝UP
  • 血流増加 → 酸素供給が増え脂肪酸の利用が促進
  • 睡眠の質向上 → 食欲ホルモン(グレリン/レプチン)が正常化

👆 冬太りの大きな原因は「睡眠の乱れ」なので、入浴は体脂肪管理にも有効。

● 運動は免疫“ブースター”:適度な強度がベスト

➡ 中強度(有酸素+筋トレ)が免疫向上に最も効果的。

  • 筋トレ → マイオカインの分泌が細胞を活性化
  • 有酸素運動 → 全身血流増加で免疫細胞の巡回が強化
  • ストレスホルモン低下 → 自律神経が整い感染リスク減

結論:身体を“冷やさない”ことと適度な運動習慣を組み合わせてお過ごしになることで、

冬でもしっかりお身体を健康的に変えていけます。

個人的に減量期の白湯の効果はとても大きいと感じています。

今年の冬をどう過ごすかで、来春の健康数値や体型を大きく左右します。

寒くてじっとしていたい季節ですが、来年の春、そして夏をより良いお身体で過ごすために、

しっかりお身体と向き合って参りましょう。